2008年12月19日
20日付宮日ファッション欄
12月20日付
宮崎日日新聞のファッション欄に載ります。
といっても僕ではなく、うちの店ですが。
先だって取材していただいた、「お正月へ向けて」の着物の話になろう
かと思われます。
「新品」の「晴れ着」も良いのですが、家のタンスに眠っているウールや
木綿の着物、大島紬(宮崎のタンスには多い!)を出して袖を通してみ
ることをお話していました。
呉服販売業者が繰り返してきた、
[必要ないもの]を
[必要ない時]に
[必然性の無い価格]で
販売する行為。
時代の流れということもありますが、使いもせん物を売ってきた結果
ゴミの日に出される着物
ラバラにされて洋服の一部になる着物
タンスの中でただ傷んでいくだけの着物
これらが現れることとなりました。
まして、自らが着もしないものを他人様に勧めるなど・・・。
ま、暗い話や業界批判は置いておきまして、
要は使えるものをうまく活用しよう!
父母・祖父母の着物だって着ることが出来るんです☆
ということが伝えたかったのですね。
身長もそうですが、先人と比べて変わったパーツは「腕」。
長くなっています。
あまりにも着物の袖からニュッと出てしまった腕は、見た目にも寒々しい
かなぁということで、セーターなどを中に着ると「和洋折コーディネート」が
出来上がります。(これはカジュアル着物術としては鉄板です)
「有る物」を活用しての着物でお出かけ、楽しいものですよ。
もちろん、「今から着物デビューしたい!でも大丈夫だろうか・・・」
という方へのアドバイスも、いつでも受けてますので、仕事は別としても
気軽にお寄せください☆
着るために作られたものを、その本旨通りに活用するだけ。
着物は何も難しいものでも、ガッチガチのルールで固められ
たものだけでもありはしないのです。
ただの衣服なんだけど、ちょっとだけ憧れてしまうモノ。
慣れたら楽。めっちゃくちゃ楽。
すみません、自分が好きなもので熱くなっちまいます。
宮崎でも、着物を着る人は増えてきています。
これからの季節に、浴衣ではなく着物デビュー、果たしませんか?
着物着るための情報と普段使い用の木綿着物なら、国内
でも有数の質・量がうちにあります。(手前味噌ですが・・・)
Posted by はすのや at 17:49│Comments(0)
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